昨年は開催が見送られた【「週刊新潮」谷内六郎の世界】展が諏訪市原田泰治美術館にて4月21日からいよいよ開催となります。
谷内六郎氏は「週刊新潮」刊行から表紙絵を25年間担当したことで広く知られ、その郷愁を誘う画風と抒情的な世界観は、今なお多くの人々に愛されています。
本企画展ではその中から代表的な作品30点のジークレー(複製画)を展示いたします。可愛らしい詩的な作風がとても魅力的です。
谷内氏と原田泰治氏の交流のきっかけは、原田氏が初めて東京で個展を開催するときに谷内氏へ送った招待状でした。それ以降、親交を深めた両氏は【海の子山の子】第1・2号という2冊の本を出版し、その本の売上と印刷会社・紙問屋の両社のご協力で車イス専用バス「海の子山の子号」を諏訪市へ寄贈するなど慈善活動に力を注ぎました。
当時の交流の様子も写真パネルでご紹介いたします。
■【「週刊新潮」谷内六郎の世界 】
日 時:2021年4月21日(水)~2021年6月13日(日)
場 所:第一展示室
■【原田泰治の世界をキルトで遊ぶ 第15回絵画キルト展】
日 時:2020年12月10日(木)~2021年6月13日(日)
場 所:第二展示室
諏訪市原田泰治美術館
〒392-0010 長野県諏訪市渋崎1792-375
お問合せ:TEL 0266-54-1881 FAX 0266-54-1882
http://www.taizi-artmuseum.jp/
休 館 日: 月曜休館(祝日開館)、4月20日(火)展示替え休館
その他開館時間、休館日等の詳細は同美術館へお問合せください。