諏訪湖 御神渡の出現

あさ2月2日(金)に諏訪湖に御神渡(おみわたり)が出現したと発表されました。
諏訪市にある八剱神社が御神渡の判定と神事を代々執り行っています。
2013年1月以来、5季ぶりに現れた御神渡に諏訪の人々から喜びの声があがっています。

御神渡は諏訪湖が全面結氷し、ー10度程の気温で数日冷され続けると氷の厚みが増していき、更に昼夜の寒暖差で氷が膨張と収縮を繰り返し、大きな轟音とともに氷が裂け南から北にかけ氷が隆起する自然現象です。
この氷の筋を上社の男神さまが渡り、対岸の下社の女神さまに会いに行くというロマンチックな言い伝えがあります。
本日2月5日は拝観式が執り行われ、県外の方たちも多く訪れていたため諏訪湖周辺はとても賑わっていました。

原田泰治美術館から近い御神渡は二之御神渡です。
この寒い日が続く時期だけですが、諏訪湖畔にある原田泰治美術館の2階のティールームから結氷した諏訪湖がよく眺められます。冬の風物詩のひとつでもあります。
御神渡ができた年の諏訪地域はとても冷え込み寒さが厳しいので、お越しの際は暖かくしてお出掛けください。

朝、一之御神渡を撮影してきました。
天候にも恵まれ青く高い冬空と御神渡を見ることができました。

諏訪湖の氷は、ところどころ厚さが異なり乗ると割れる恐れがあり、
大変危険ですので乗らないようにしてください。