諏訪市原田泰治美術館 開館20周年


今年で諏訪市原田泰治美術館は20周年を迎えました。
記念すべき節目の今年は、企画展やイベントが目白押しとなります。

まずは3月1日(木)~7月29日(日)に企画展
【原田泰治が描く 美しい日本の童謡・唱歌展】が開催されます。
3月3日(土)10時から同企画展のオープニングセレモニーが開催され、原田泰治先生によるギャラリートークも予定しております。

この企画展は、昔懐かしい童謡・唱歌約100曲を基に原田先生が描いた原画と、
歌のイメージをふくらませてデザイン的に構成した「切り抜き重ね絵」という原田先生が編み出した技法で制作された作品を合わせて100点近く展示する大ボリュームの企画展です。
歌詞のパネルが作品の近くに展示されるので、童謡・唱歌を知らなくても楽しむことができます。
作品を見ることにより歌詞の風景が目の前に詩情あふれる光景として広がって見え、ご家族やご友人と童謡・唱歌、作品をより楽しむことができる企画展となっています。
原田泰治先生は、この企画展をきっかけに童謡・唱歌を口ずさんでくれる人が増えれば嬉しいと話しています。
ぜひ20周年を迎えた諏訪市原田泰治美術館に、お出掛けください。

長野日報社の記者の方が開館20周年について取材をして記事にしてくださいました。
記事はこちらからご覧いただけます。

今後も企画展に続き20周年の情報をお知らせしますので、原田泰治公式ウェブサイトをチェックしてみてください。

企 画 展:【原田泰治が描く 美しい日本の童謡・唱歌展】
期  間:3月1日(木)~7月29日(日)
イベント:同企画展オープニングセレモニー・原田泰治先生によるギャラリートーク
日  時:3月3日(土) 10時~
場  所:諏訪市原田泰治美術館

企画展に関するお問合せ先
「諏訪市原田泰治美術館」月曜休館
TEL:0266-54-1881
URL:http://www.taizi-artmuseum.jp/

 

諏訪湖 御神渡の出現

あさ2月2日(金)に諏訪湖に御神渡(おみわたり)が出現したと発表されました。
諏訪市にある八剱神社が御神渡の判定と神事を代々執り行っています。
2013年1月以来、5季ぶりに現れた御神渡に諏訪の人々から喜びの声があがっています。

御神渡は諏訪湖が全面結氷し、ー10度程の気温で数日冷され続けると氷の厚みが増していき、更に昼夜の寒暖差で氷が膨張と収縮を繰り返し、大きな轟音とともに氷が裂け南から北にかけ氷が隆起する自然現象です。
この氷の筋を上社の男神さまが渡り、対岸の下社の女神さまに会いに行くというロマンチックな言い伝えがあります。
本日2月5日は拝観式が執り行われ、県外の方たちも多く訪れていたため諏訪湖周辺はとても賑わっていました。

原田泰治美術館から近い御神渡は二之御神渡です。
この寒い日が続く時期だけですが、諏訪湖畔にある原田泰治美術館の2階のティールームから結氷した諏訪湖がよく眺められます。冬の風物詩のひとつでもあります。
御神渡ができた年の諏訪地域はとても冷え込み寒さが厳しいので、お越しの際は暖かくしてお出掛けください。

朝、一之御神渡を撮影してきました。
天候にも恵まれ青く高い冬空と御神渡を見ることができました。

諏訪湖の氷は、ところどころ厚さが異なり乗ると割れる恐れがあり、
大変危険ですので乗らないようにしてください。